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わが赤子の話3 オムツ考

姪のお古のベビー服がありまして
鹿柄で可愛かったものだから
着せてみましたが・・・なんか ものすごく似合わない



生後2ヶ月に満たずとも
容姿に性差がしっかりあるのだと実感
私の小さいころに激似ですが それでも男
ちょっとピンクなだけでこんなにしっくりこないとは驚きです

それにしても このベビー服
姪っ子が生後4〜5ヶ月のときに着ていたものなのに
うちの満腹太(まんぷくふとる) もはやパッツンパッツンです
どういうことだ

生まれて早二ヶ月 か弱き新生児だったことが
遠い昔の思い出かと錯覚してしまいそうな育ちっぷりです

最初とずいぶんルックスが激変したとはいえ
相変わらず可愛いわが子です

が それでも オムツを交換している時に

〜・・これ 3年くらい続くんだよな
一日8枚位 換えているとして 一ヶ月で240枚
1年で2880枚 3年で8640枚
・・8640回 オムツ交換か・・ はあ〜・・
と 天竺への旅のような果てしなさに げんなりしてしまうのは正直なところです

しかし そんな時は
いにしへの育児事情を想い
現代の私は随分楽してるのだ・・ちゃんとやれ と 己を励ますわけです


いにしへのオムツ・・いにしへと言っても たかだか一世代前ですけど
紙おむつは主流でなく 布オムツだったし
布オムツって 洗って干してを3年間繰り返し繰り返しか・・
超めんどくさいです 汚いやら 冬は冷たいやら
今の育児にプラスオムツ洗いという仕事など
心から御免こうむりたいです


私の母曰く 当時紙おむつは在るには在りましたが
今のような高機能なものではなかったですし
それよりなにより
紙おむつを使ってると
ご近所さんに
(あら あそこのお嫁さん紙おむつなんて使って! 手抜きして!・・ヒソヒソ)
と怠惰な嫁の烙印を押され 村中に噂されるので
とても使える状況じゃなかったと・・

昭和のお母さんお疲れ様でした 平成万歳です

しかし もう一世代前
私のおばあさんに聞いたところ 更に過酷でして

おばあさんは うちのお父さんのオムツを
家で飼ってる羊の毛を紡いで作っていたとか!

羊毛って めっちゃ蒸れるんじゃないか オムツの素材として不適では?
という突っ込みはおいといて・・
まさか 素材を紡ぐところからやらねばならないとか!!
いや 素材(羊毛)を飼育するところからしてるし!
紙おむつの交換めんどくせ なんて言ったら
飼葉を投げつけられてしまうでしょう・・

で さらにもう一世代前
忙しいのに貧しい農家の場合

おしっこするする度におむつ交換などしてやる
暇などないので
畑仕事に赤子を連れて行き
藁を詰めた籠の中に赤子を入れ木陰に置いておき
少々泣こうが構わずに畑仕事を続け
時々乳をやりがてらに 汚れた部分の藁をポイと捨てる

だったそうです
もはや 布とかでなく そのままの素材 藁!
こうしてご先祖様は逞しく育ったのです
すごいな・・藁か エコで合理的ともいえる か?
肌触りのよさとは間逆にあった時代・・自分昭和生まれでよかった


で ふと思ったのです
いにしえの日本のそのオムツ事情ですら 驚愕ものですが
日本はそれでも 自然に恵まれ(藁いくらでもある)
水もふんだんにある(おむつ洗い放題)恵まれた環境

では 草木あまり育たない 水の貴重な乾燥地帯の赤子はどうされていたのか?

姉に問うてみましたら
どういうわけか知ってました

そういう地域では 赤子のベッドの
赤子からおしっこやらが出る部分あたりに
穴をあけてあり そのまま下に落ち受け皿で受けていたということです

・・なんとスマートな 一切の無駄がないというか 手間も最小限
これで何も汚さず廃棄せず済む訳か なるほど うんうんすばらしい
と思いました が ひとつ問題が

それってつまり赤子は少なくとも下半身裸ですよね?
寒くない?あまりに無防備では?大丈夫なのそれ??!

そこで思い出しました

かれこれ10年以上も昔の話ですが
中国に旅行に行き とある都市のバスに乗り
流れる町並みをのほほんと見ておりましたら
スルーできない衝撃的なものが!

前掛けだけつけた裸の幼児が普通に母親と歩いておりました
あの 日本昔話の金太郎さんがしていたひし形のやつです

友人と 「ねえ!あれ!あの布 一番隠すべき所を隠していなくないか?」
「あんなの 御伽噺の中だけの衣装だと思ってた!実在するとは!!」
「衣類としての意味はどこに?」
と盛り上がっておりました

が あれはつまり 手間いらずな穴ベッドと同じであって
排泄したもので衣類を汚さずに済む 服??だったのです
布が腹のみだったのは 腹を壊さないための親心
幼児の尻だの出ていても 当時のあの国は別に無問題で
なんだか それを恥ずかしいと言うわれ等の心根こそが恥ずかしいのだぞ
と言われたような気分であります

乾燥地帯の穴あきベビーベッドで寝ていた赤子も
おそらく金太郎式の衣類を着ていたのでしょう
服を汚さないためにいっそ汚れる部分の布を無くす!
という なんという逆転の発想 シンプルながらも私たちは思いもよらなかった

しかし 当然ながらひとつ問題が
服は汚れないかわりに 地面が汚れます

大草原ならまだしも 公共の道路とかは宜しくないでしょう
いや 絶対駄目だ

犬のフンですら放置したら条例で罰せらる国の私は思うわけですが
当時のあの国の人たちは気にしなかったのでしょう
今はどうだかわかりませんが 中国のものすごい発展っぷりを見ると
もう 金太郎ルックの幼児は存在していないでしょう

金太郎ルック幼児・・本当に御伽噺の世界に行ってしまったんだな キラキラと輝く彼方へ・・なんて
センチな気分になったりしますが
それも旅先 よその国だからでしょう

実際日常にあって 落とされたものを自分が踏んだら キラキラと・・なんて言ってられません
ほんと御免こうむりたい

わが国は たとえオムツから漏れて衣類の洗濯が大変でも おむつ代嵩んでも
排泄物落とさず頑なにキャッチする方式で行っていただきたいです 高機能紙おむつ万歳!
| 文六 | 23:22 | - | trackbacks(0) | - | - |
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