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遣唐使船に乗ってきました
いつか一回は行って置こうかな・・と思いつつも
混んでるし・・とか 暑いし・とか 雨降ってるし
とか なんだかどうでも良くなった・・とか
さまざまな理由をつけて今まで行っていなかった 
遷都祭についに行ってきました
といっても あんな広い会場を ビーブッダの開店前にまわるのも
無理ですので
遣唐使船が併設された平城歴史館のみにターゲットを絞ってきました


こちら遣唐使船です ハリボテじゃなくてしっかり作ってありますので
会期終了後もおいてあるそうです

さて 混んでるらしい しかも閉幕間際 ということで
会場9時 整理券が配られるのが8:50分だそうなので
早めに8:20分ごろに行ってみました(眠い) が

もうすでに長蛇の列でした
奈良で並ぶ・・(駄洒落じゃないです)
なんてことは滅多にない現象です
あとは 正倉院展くらいでしょう

幸い9時に入場できましたが
9時に来ていたら午前中にはいるのがやっとだったようです
早起きできてよかった・・
私は友人がくれたチケットを持ってましたが
普通に入ったら大人500円でございます

さて平城歴史館は

遣唐使大変だったんだよ・・・ほんとに・・
を語る
映像施設です ほとんどが映像であとは 実物大遣唐使船です

なんで めんどくさがっていた私が
ここにだけは来たのかといいますと
先日来たお客様が ここのアニメにせんとくんが出てきてて
けっこう出来が良い と おっしゃられたので これは見に行かねば!
と思ったしだいであります

さて 入ると さっそく
古代のアジアと日本の歴史 というアニメ映像にせんとくん出てきました

司馬達等さんといっしょに 馬にあいのりしてます
等身が明らかにおかしい異形の童子に普通に接することのできる
司馬さんは度量の大きい優しいおじいさんなんだなあ・・
と思ってしまいました

しかし お客さまも言ってましたが
鹿の角のあるせんとくんが馬に乗る・・
馬に鹿・・ なにかをいやおうなしに連想させます
わざとでしょうか

せんとくん 意外にも可愛い人間の少年の声 です
意外、、じゃあ どういう声がイメージだったんだ といわれても困りますが・・・
おっさん声でもいけたと思います

アニメでは 照れて頭をかくせんとくん せんとくん下からあおり画像(あごが・・!)
すべりだいのようにして馬の頭から滑り落ちるせんとくん(そんな下馬の仕方あり?)
など貴重なショットが見られて良いです

アニメの内容を説明しろ!といわれそうですが
まあ 歴史の勉強になるよ って感じといえば十分でしょうか

続いて 遣唐使シアターの
「波濤を越えて 遣唐使の航海」
というアニメにもせんとくんが出ます
なんかもう せんとくんさえ見れればいいや
と思っていたのですが
こちらのアニメ えらいドラマチックでうっかり見入ってしまいました
本当に 波濤を越えて・・って感じでした
よくもこんな危ない思いをして海を越えたものです
吉備真備様 阿倍仲麻呂様 鑑真様・・敬服です
鑑真様にいたっては渡航に失敗すること5回で挙句に失明まで
してますし
普通なら 一回失敗したあたりで
「仏が行くなといっておるのじゃ」と 解釈して諦めると思うんですけど
こんなに諦めない人間はほかには居ないと思います

さて せんとくん 空中から
渡航中の遣唐使船にポッと現れ 吉備真備さんに
インタビューを始めます
突如海上にあらわれし異形の生物に話しかけられた
吉備真備さんは いや吉備真備さんも
司馬さん同様に 動揺することなくふつうに受け答えしてます
さすがは遣唐使船に乗るだけのことはありますね
鉄の心臓をもってらっしゃる

あと 遣唐使船が嵐に遭遇して
水夫たちが 「船が沈むぞ!積荷を海に捨てろ!」
といってる場面で 私の心の目では
「要らないものを先にすてろ!」と海に放り出されるせんとくんが
見えたような気がしました

さて 次は実物大遣唐使船です

乗れます 
船上からの光景は・・
あ、、もしかして あれは日本列島か!?
お金をかけずに小技をきかせている感じがグーでした
はたして皆さん気がついておるのでしょうか

さて遣唐使船 乗ってみると
長い日数渡航するにしては小さいな という印象でした
船室とかもう 狭いし・・水夫なんて狭い船倉の隙間で
雑魚寝でしょうに・・
何日も何週間も海原をこれで進んでいたのです
辛いと思います
こらえの聞かない人間は
「なんでお空と海はこんなに広いのにオイラはこんな狭いところに
閉じ込められてなきゃいけないんだ!!わあああ」
と乱心して海に飛び込んでしまうと思います

遣唐使の使節団 ほんと偉いです
しかも無事大陸にたどり着いても
長安の都までそこから2ヶ月かかるし
本当にしんどい旅ですね
現代っ子の我々にとっての海外旅行はレジャーでバカンス
ですけど 当時の海外への旅は
途中で行き先変更で極楽浄土にバカンスへ ということも
往々にあったわけです 壮絶です

さて そんなこんなで 早起きして行列して
遣唐使使節団の一億分の一くらいのしんどさと引き換えに
見学した歴史館ですけど
私個人としては まあまあ面白かったと思います
一人でも面白かったです(違う・・友達が居ないというわけではない!)

ですが朗報といったらいいのかどうなのか

実はここ 遷都祭終了するのが11月7日ですけど
なんと来春から また見れるそうです!!
と、いうわけなので 皆さん そんなわざわざ行列に並ばずとも
普通に見れる日が来ると思いますので そのときに
いらっしゃることをお勧めします

長文失礼しました
 



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